Mon, 03 Mar 2008

称唯(いしょう)

平安時代、天皇の前で官人が口を覆って「おお」と応答することをいった。
「しょうい」と読まないのは「譲位」と音が似ており、それをはばかったものといわれているらしい。

同じような言葉では、「定考」というものがあり、これは平安時代、官吏の昇進を定めた儀式をさすが、「上皇」との同音を嫌ってさかさまに「こうじょう」と読む。
平安時代の官吏は色々な気をつかっていたらしい。

posted at: 07:52 | いじゃく ~ いず