Sun, 13 Jan 2008

顎(あご)

なじみのない慣用句もいくつかあったので、知っていたものも含めて挙げる。
「顎が落ちる」は「ほっぺたが落ちる」と同じ。「顎が食い違う」は当てが外れること。「顎が干上がる」は困窮する。「顎で使う」は人を使う様子。「顎で蝿を追う」、手も使えないことから、体力が衰えた様子。
「顎振り三年」は尺八の音を出すのに時間がかかることらしい。「首振り三年ころ八年」とも言う。
「顎を出す」、疲れきって歩いている様子、どうにもならないこと。「顎を撫でる」は得意げな様子。「顎を外す」は大笑いをすること。

posted at: 21:48 | あけい ~ あこう